顔の表情が不自然になるといったリスクもあるボトックス注射
ボトックス注射は皮膚を切る事なく治療が行えるため、目尻や額などのシワに悩んでいる方には、魅力的な治療法と言えます。気軽に受けられる事もあり、ボトックス注射を受けている有名人の方も何人かいるようです。
しかし、ボトックス注射はデメリットが全くないわけではありません。そこで今回は、ボトックス注射を受ける際の注意すべき点などについて紹介します。
トレーニングを十分受けていない医師によるボトックス注射は危険性が高い
ボトックス注射はメスを使用した手術よりも手軽に受けられるのが一つの魅力と言えます。ただ、ボトックス注射は、筋肉の動きに作用される事から顔が不自然な表情になってしまうトラブルが起きるケースもあります。
例えば、ほうれい線に対して誤った注射の打ち方をしてしまい、思いっきり笑っても表情筋がほとんど動かず、笑っているとは思えないほど不自然な顔に変わってしまったという事例も報告されています。
またさらにひどくなってしまうと、顔の部位が変形してしまう可能性もあるのです。そのため、治療する医師には神経や脂肪、筋組織などに関する専門的な知識や注入部位や注入量を的確に判断できる高い技術が要求されてきます。
不安のないボトックス注射を受けるためには、きちんとトレーニングを行ってる医師に依頼する事が大切です。また一部、ボトックス注射に使用されている薬剤の中には品質が劣っているものも存在している可能性があります。
なるべく信用性の高い医療機関で受けるのがベストと言えます。特にクリニックを利用する人の中には、ネットの口コミや評判だけで選んでしまうケースも少なくありません。ネットの口コミや評判は一概に信憑性が高いとは言えないので、クリニックや医師選びは慎重に行うべきでしょう。
慎重に医療機関や医師を選ぶ事が大切
ボトックス注射はシワやたるみの改善、肩こりの解消など様々な効果が期待できる治療法と言えます。メスを使用する事なく、気軽に受けられるのが魅力ではある一方、安易に治療をすると顔の表情が変わってしまう事もあり、注意が必要です。ボトックス注射を受けたいのであればカウンセリングをきちんと行い、丁寧に治療の方法を説明してくれる医療機関や医師を選ぶ事がとても大切です。